ラクトフェリン・花粉症を克服する為に!


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ラクトフェリン


ラクトフェリンが、花粉症のツライ症状の緩和に効果があるといわれています。ラクトフェリンは、糖タンパクです。人や牛などの哺乳類の乳、特に初乳に多く存在する鉄結合性糖タンパクです。



ラクトフェリン(Lactoferrin)は、人では、母乳以外にも、涙・唾液等、粘膜からの分泌液にも多く含まれています。そして、熱に弱いことから、加熱殺菌した市販の牛乳などにはほとんど含まれていません。



ラクトフェリンは、リンパ球の一種のT細胞に働きかけてIgE抗体の過剰な生産を抑制し、肥満細胞からのヒスタミン産生を減らすことで、花粉症などのアレルギー症状の緩和に効果があるとされています。



しかし、人によって効果が現れるまでには期間に違いがあるようです。完全に花粉症の症状から開放されることも可能ですが、そのために4年を要したとの報告もあるようです。



ラクトフェリンは、表皮においては角層の正常化に効果があるとの報告もあるようです。アトピー性皮膚炎の原因のひとつにフィラグリン遺伝子変異による角層のほころびが指摘されていることからアトピーへの効果が期待されてもいます。



ラクトフェリンは多機能たんぱくといわれていて、花粉症以外にも、さまざまな美容・健康の悩みに効果を期待できるといわれています。ラクトフェリンの効能の多くは、免疫力を賦活する作用によるとも考えられていて、加齢とともに低下する免疫力を強化する作用が期待できます。



ラクトフェリンには、さらに鎮痛作用や精神ストレスを緩和する効果も報告されています。これは、強い抗酸化作用によると考えられます。



ラクトフェリンは、活性酸素を過剰発生させる原因である体内の有害金属物質を無毒化(キレーション)する作用があります。老化は、過剰な活性酸素が細胞を酸化(サビ)させることにより進行するといわれています。



細胞が酸化すると、さまざまな機能が衰退し、病気を引き起こす原因ともなります。抗酸化作用のある成分としては、ビタミンCやビタミンEがよく知られています。ラクトフェリンの抗酸化作用が注目されているのは、これらの抗酸化成分のように発生した活性酸素の酸化ストレスを成分自身が身代わりになって抑える成分ではないことです。



それよりも根本的に、活性酸素が発生する前に体内の金属物質を無毒化(キレーション)してしまう働きがあり、よりスマートな抗酸化成分であるといえます。



また、ラクトフェリンには放射線防護効果もあるとされています。しかも、放射線の被ばく前だけでなく、被ばく後の投与でも有効とされていて、抗放射線被ばく障害剤として特許出願されているほどです。このため、化学療法剤の副作用低減や、放射線障害予防についての研究が行われています。



ラクトフェリンは、疲れ眼やドライアイにも有効とされています。ラクトフェリンが疲れ目やドライアイに有効なことは、慶應義塾大学医学部眼科学教室で行われた臨床試験で確認されています。



ラクトフェリンの作用は、感染症や炎症、脳神経系、アンチエイジング、便秘、内臓脂肪燃焼、歯周病、ドライマウス、角質柔軟化、肌質改善、シミ、シワ等々、健康だけでなく、美容にも及ぶと大変期待されています。



ラクトフェリンの免疫強化・抗酸化作用はカラダの根本への効果であるため、改善される症状は全身多岐にわたると考えれられています。



ところで、ラクトフェリンは、熱だけでなく酸にも弱いため、胃の酸に分解されずに腸まで届くようにコーティングされた腸溶製剤以外は摂取しても効果が期待できないとされています。



ラクトフェリンを摂取する量は、腸溶製剤で一日あたり150~600 mgの摂取が一応の目安とされています。ラクトフェリンは、基本的には安全性が高い成分といえますが、データが無いことで極端に多い量の摂取は控えた方が良いようです。

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